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平均賃金の解釈等 ~ その2



労働トラブル解決マニュアル【秘伝の書】


平均賃金の解釈等 ~ その2
平均賃金の規定については、様々な解釈等が必要となります。
以下の事項につきましては、必ず確認しておきましょう。
平均賃金について
・請負給制によって使用される漁業および林業労働者の平均賃金算定方法は以下のようになります。
①漁業および林業労働者については原則として、算定事由発生日以前1年間について労働基準法第12条第1項から第6項までの方式によって算定する。
②上記①によって算定できない場合には、都道府県労働局長がその事業場の同種の労働者について上記①に準じて算定した金額とする。
③上記②によって算定できない場合には、都道府県労働局長によって承認された労使間の協定があるときには、当分の間はその協定の金額による。
④上記①~③によっても算定できない場合には、当分の間、都道府県労働局長が上記③の協定の承認基準の算定方法に準じて算定する。

・じん肺にかかり健康管理の区分が管理4に該当するに至った労働者に対する災害補償等にかかる平均賃金は、管理4の診断確定日を算定事由発生日として算定した金額が、じん肺にかかったために作業の転換をした日を算定事由発生日として算定した金額に満たない場合には、作業の転換をした日を算定事由発生日として算定した額を平均賃金とします。

・定年退職後に再雇用され、再雇用後3ヶ月に満たない労働者の平均賃金の算定に当たっては、退職前の期間を通算して算定することになります。

・所定労働時間が2暦日にわたって勤務を行う労働者の平均賃金の算定については、「算定事由発生日」および「労働した日数」は始業時刻の属する日に事由が発生したものおよび、その日の労働として取り扱うことになります。
・平均賃金の算定期間が2週間未満の労働者の平均賃金については以下のようになります。
①満稼動の者は、その労働者に対して支払われた賃金の総額を、その期間の総暦日数で除した金額に7分の6を乗じた金額
②通常の労働者と著しく異なる労働に対する賃金額となる労働者は、通常の労働に対する賃金額に修正した金額

・平均賃金の算定期間が1賃金算定期間に満たない場合の完全月給者の平均賃金については、月給を30で除した金額が平均賃金となります。
・じん肺の場合の災害補償に係る平均賃金については、じん肺に関連するとみられる休業期間およびその賃金を、総日数および賃金から控除します。
ただし、その休業期間中に算定事由が発生した場合には、休業開始日を算定事由発生日とみなします。

平均賃金について ・平均賃金の算定期間中に育児・介護休業法に規定する育児休業以外の育児休業がある場合には、平均賃金の算定においてはその日数およびその期間中の賃金は、算定基礎となる期間および賃金の総額から控除することとなります。