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事業主の責務・労働者の責務



労働トラブル解決マニュアル【秘伝の書】


事業主の責務・労働者の責務
労働安全衛生法第3条では、事業主の責務について規定しています。
第1項「事業者は、単にこの法律で定める労働災害の防止のための最低基準を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。また、事業者は、国が実施する労働災害の防止に関する施策に協力するようにしなければならない。」
事業主の責務・労働者の責務
第2項「機械、器具その他の設備を設計し、製造し、若しくは輸入する者、原材料を製造し、若しくは輸入する者又は建設物を建設し、若しくは設計する者は、これらの物の設計、製造、輸入又は建設に際して、これらの物が使用されることによる労働災害の発生の防止に資するように努めなければならない。」

第3項「建設工事の注文者等仕事を他人に請け負わせる者は、施工方法、工期等について、安全で衛生的な作業の遂行をそこなうおそれのある条件を附さないように配慮しなければならない。」

また以下の事項についても確認する必要があると考えます。

・第2項の「建設物を建設する者」とは、当該建設物の建設を発注したものを指します。

・第3項の「建設工事の注文者等」には、建設工事以外の注文者も含まれます。

・第3項の「工期等」には、工程、請負金の費目等が含まれます。

労働安全衛生法第4条では、労働者の責務について規定しています。
「労働者は、労働災害を防止するため必要な事項を守るほか、事業者その他の関係者が実施する労働災害の防止に関する措置に協力するように努めなければならない。」

また過去の判例において、以下のような判断が下っていますので確認する必要があると考えます。
事業主の責務・労働者の責務 ・健康管理が必要とされるものは、労働契約上、その内容の合理性ないし相当性が肯定できる限度において、健康回復を目的とする精密検査を受信すべき旨の健康管理従事者の指示に従うとともに、病院ないし担当医師の指定及び健診実施の時期に関する従う義務を負担してるとされています。